青森県といえば本州の最も北に位置し、南以外の三方がすべて海に囲まれた都道府県として知られています。津軽海峡を挟んで北海道とも繋がっており、りんごが名産の県というイメージがある方も多いでしょう。そんな青森で家を建てるなら、やはり冬の寒さや海からの風などに耐えられる高性能住宅にしたい、と思うもの。では、ハウスビルダーにはどのような選択肢があるのでしょうか?地域密着型の会社を中心に見てみましょう。
サイトーホームは、青森を中心に50年地域密着型の家づくりを行っている工務店。こだわりの基礎断熱工法と桁上断熱工法、内断熱工法を組み合わせ、太陽光発電やエコキュートなども搭載された「ZEH対応」の注文住宅を取り扱っています。令和6年度のZEHビルダー登録情報によると、ZEHビルダー/プランナー評価は「★★★★★★」となっており、省エネ基準を大きく上回る性能を標準としているのが特徴です。
また、専属職人一貫体制や仕入れ費・広告費の削減など様々なコストカットの工夫を行い、適正価格で提供。「建築基準法」の定める規定の1.5倍となる耐力壁を設置することで、耐震等級3と同程度となる耐久性も実現しています。
温熱性能 | UA値:0.56W/㎡・K以下(ZEH標準) |
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耐震性能 | 耐震等級3相当 |
本社所在地 | 青森県青森市浜館1‐6-11 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 毎週火曜日、水曜日 |
TEL | 017-741-0111 |
URL | https://www.saitohome.co.jp/ |
創業30年、青森ならではの気候や風土をふまえた注文住宅を提供しているニイヤマハウス。自社大工による施工を行っているのも特徴で、時間が経つにつれて味わい深くなってゆく素材を中心に用いた、末永く快適に暮らせる家づくりが魅力です。
温熱環境断熱等性能等級をはじめ、一次エネルギー消費量等級、ホルムアルデヒド発散等級およびホルムアルデヒド対策といった基準が最高等級になるよう追求されているのもポイント。精密な構造計算により耐震等級3の耐久性も実現しており、比較的手が届きやすい規格住宅の選択肢も豊富なので、予算に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
温熱性能 | UA値:0.4W/㎡・K前後(C値0.3以下) |
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耐震性能 | 耐震等級3 |
本社所在地 | 青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字坪毛沢482 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 日曜日(要問い合わせ) |
TEL | 0176-55-5083 |
URL | https://www.niiyamahouse.com/ |
青森県むつ市にある「武匠(たけしょう)」は、下北半島一円を対象として施工を行っている一般建築総合請負業者。新築からリフォームまで幅広く対応しており、北国である青森ならではの気候にふさわしい家づくりを心がけています。
性能面では、高気密・高断熱・高耐震を実現する「スーパーウォール工法」を採用。高性能なスーパーウォールパネルに高断熱サッシ、そして計画換気システムを合わせ、ZEH基準の省エネ住宅に仕上げているのが特徴です。30代から手に入る理想の住宅、をテーマにした「TRETTIO」や、著名建築家とタッグを組んだデザイナーズ住宅「ビーダックハウス」など、デザイン性にこだわった商品が揃っていますよ。
温熱性能 | UA値:0.56W/㎡以下(ZEH基準) |
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耐震性能 | 耐震等級3 |
本社所在地 | 青森県むつ市横迎町2-15-1 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 毎週土曜日、日曜日 |
TEL | 0175-22-4105 |
URL | https://www.takesyou72.co.jp/ |
青森県八戸エリアを中心に、省エネルギーと耐久性にこだわった健康住宅をテーマとした家づくりを行っているタカヤマホーム。FP(フレーム&パネル)工法を用いた高断熱・高気密の住まいを取り扱っているのが特徴で、耐久性にも優れているため、いつまでも丈夫なマイホームが期待できます。
また、ZEHにも積極的に取り組んでおり、省エネ基準にFP工法を組み合わせることで更なる性能向上を実現。新断熱性能基準(改正省エネ基準)以上の性能基準を表す「HEAT20」もふまえ、様々な視点から高性能住宅を追求している会社だと言えるでしょう。長期優良住宅にも対応していますから、気になる方は一度相談してみてくださいね。
温熱性能 | UA値:0.45W/㎡・K(FPの家の全国平均値) |
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耐震性能 | 耐震等級2以上 |
本社所在地 | 青森県八戸市大字新井田字八幡川原1-1 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜日(予約があれば対応可) |
TEL | 0178-25-0655 |
URL | https://takayamahome.jp/ |
北海道を本社とするロゴスホームですが、隣県である青森県八戸市にも店舗を展開しています。「北海道品質・北海道価格」をテーマとした家づくりは、寒冷地に特化しているのが魅力。北海道の厳しい寒さにも耐えうる高性能住宅だからこそ、青森でもその長所を充分に発揮してくれるでしょう。
メイン商品は、適正価格で自由設計の注文住宅が可能な「フォルテージ デュオ/トレス」。天井と壁、床を6面で支える2×6工法に加え、接地面を広くすることで耐久性を上げるベタ基礎工法が標準装備となっています。また、独自の暖房換気システムや高断熱材も搭載されているため、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内を目指す方にもおすすめです。
温熱性能 | UA値:0.46W/㎡・K |
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耐震性能 | 耐震等級2以上 |
本社所在地 | 北海道帯広市東3条南13-2-1 |
営業時間 | 9:00〜18:00(八戸店) |
定休日 | 毎週水曜・木曜日(祝日の場合は営業) |
TEL | 0178-38-4133(八戸店) |
URL | https://www.logoshome.jp/ |
現在の省エネ基準は平成28年度に定められたもので、地域ごとに目安が公開されています。青森県は北海道ほどではないものの、寒冷地に属する都道府県のひとつと言え、地域区分としては「3」に分類されているようです。この地域では「UA値(外皮平均熱貫流率)0.56」が目安となっており、この数値以下になっていれば省エネ基準を満たした高性能住宅だと考えられるでしょう。
青森県全体としては、2022年7月現在高性能住宅や省エネ住宅に関する補助は行われていないようです。しかし、住宅を取得する場合の負担を軽減するための「すまい給付金」は利用できるので、新築住宅を検討している方は一度確認してみてはいかがでしょうか。
ただし、収入額の目安が775万円以下のかたを対象に最大50万円給付するというもの(消費税率10%時)ですから、まずは該当するか問い合わせてみるのが良いでしょう。