茨城県といえば、自然豊かで農業や漁業などが盛んなイメージ。ロボットの街として知られるつくば市もあり、研究施設が充実していることでも知られていますね。仕事等の都合もあり、東京をはじめ他県から茨城に移住を検討している方もいるのではないでしょうか。しかし、せっかくなら断熱性や耐震性をふまえた高性能住宅を検討したいもの。そこで今回は、地域密着型を中心に茨城ならではの家づくりが可能なハウスビルダーをまとめてみました。
水戸市にあるNIKKENSOは、市内や笠間市を中心に注文住宅を取り扱っているハウスビルダー。ライフスタイルに合わせた様々なデザイン・間取りの商品を展開しており、平屋をメインとして本場フィンランドのログハウスをイメージした家、親しみやすい家など豊富なラインナップから選べます。
自然素材をふんだんに使ったあたたかな住まいは、長期優良住宅にも対応。設備保証や24時間駆けつけサポート対応、アフターメンテナンス、住宅履歴システムなど建てた後のフォローも充実していますから、末永く頼れる存在となってくれることでしょう。
温熱性能 | UA値:0.65W/㎡・K以下 |
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耐震性能 | 耐震等級2以上 |
本社所在地 | 茨城県水戸市木葉下町292-17(水戸流通センター構内) |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 要問い合わせ |
TEL | 029-252-2151 |
URL | http://www.nikkenso.com/ |
不二建設は龍ヶ崎市にある工務店で、専任設計士がプランニングしてくれる注文住宅を提供しています。「耐圧ベタ基礎」を採用し、耐震性や断熱性を高めた住まいは、ZEH住宅に求められる省エネ基準のUA値も実現。スタンダード仕様からハイグレード仕様、プレミアム仕様まで予算に合わせて選べるのも魅力です。
また、耐震性能についてはプランや計画にもよりますが、長期優良住宅の認定に必要な耐震等級3に標準対応。地域密着型のメーカーとして、独自の後援組織「公友会」に所属している専属の地元職人による施工を行っているため、信頼関係に基づいた自社一貫体制による安定した品質を心がけています。そのクオリティはハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーにおいても、5年連続(2017年-2021年)で優秀賞を受賞するほどです。
温熱性能 | UA値:0.34~0.53W/㎡・K(プランに応じて変動) |
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耐震性能 | 耐震等級3 |
本社所在地 | 茨城県龍ケ崎市若柴町2240-797 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 毎週水曜日、木曜日(要問い合わせ) |
TEL | 0297-60-2311 |
URL | https://fuji-solar.co.jp/ |
つくばみらい市で輸入住宅を手がけているTo Casa。地域密着型ならではのアットホームな雰囲気が強みで、スタッフと職人との信頼関係に基づき、お客様にとっても家族のように頼れる存在となることを目指しています。事例を見るとアンティークモダンのデザインを得意としているようで、洋風のオシャレな家に憧れている方におすすめです。
一方で、長期優良住宅にも対応した住宅性能もポイント。全棟耐震等級3が標準仕様となっているほか、断熱性や気密性にもこだわった家づくりを行っています。モデルハウスはUA値0.26とのことで、茨城県の省エネ基準はもちろん、全国的にも低い数値を実現していることが分かりますね。
温熱性能 | UA値:0.26W/㎡・K(モデルハウスを参考) |
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耐震性能 | 耐震等級3 |
本社所在地 | 茨城県つくばみらい市台940-1 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 毎週水曜日、木曜日 |
TEL | 0297-21-3838 |
URL | https://www.tocasa.co.jp/ |
島田材木店は、石岡市で昭和34年の設立当初から、長年信頼を積み重ねてきた地域密着型の工務店。元々は材木仕入れ販売の会社として立ち上げられましたが、そこから製材業を始め、2002年からノウハウを活かした住宅建築も行うようになりました。
自然素材を活かした自由設計の住まいは、予算に合わせた2つのプランが用意されています。UA値は0.31~0.24と、北海道の基準すら大きく上回る高い断熱性能が特徴です。耐震等級もプランを問わず3が標準仕様となっているので、コストパフォーマンスに優れた木のぬくもり溢れる注文住宅を希望されている場合はぜひ検討してみてください。
温熱性能 | UA値:0.24~0.31W/㎡・K以下(プランによって変動) |
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耐震性能 | 耐震等級3 |
本社所在地 | 茨城県石岡市若松2-9-2 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 毎週日曜日(要問い合わせ) |
TEL | 0299-23-6622(フリーダイヤル0120-121-665) |
URL | https://i-passivehouse.com/ |
ひたちなか市にあるパネットホームは、建ててから後悔しやすいとも言われる「温熱、パッシブ、結露」の3点を重視し、断熱性や気密性に配慮した健康住宅を追求しています。断熱性に関しては茨城県で求められる「UA値0.87」をふまえ、将来的に必要になってくるであろう「UA値0.6以下」を基準とした家づくりを行っているそうです。
耐震性能についても、等級3相当を標準仕様に。開放的な窓を設置して程よく日差しを取り込み、暑さを逃がすような快適性が高いパッシブデザインを取り入れた住まいに仕上げます。注文住宅だけでなく規格住宅も取り扱っていますから、予算的にデザインより性能を重視したい、という方も確認してみてくださいね。
温熱性能 | UA値:0.6W/㎡・K |
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耐震性能 | 耐震等級3相当 |
本社所在地 | 茨城県ひたちなか市田中後7-4 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 毎週水曜日 |
TEL | 029-263-0212 |
URL | https://www.yatsumonji.co.jp/ |
高性能住宅と一口に言っても、具体的な指標がなければ分かりにくいですよね。そこで省エネ性能が高い住まいを示す基準として、国が定めているのが「次世代省エネ基準」です。
これは主に「UA値(窓や外壁の外皮性能)」によって測ることができますが、茨城県が属する「5地域」および「6地域」では、これに加えて「ηAC値(冷房を使う時期にどれだけ日光を取り入れるか)」も定められています。目安は「UA値0.87W/m2K、ηAC値3.0(6地域は2.8)」となっており、これを下回る数値であれば高性能住宅に分類されると思って良いでしょう。
茨城県においては高性能住宅や省エネ住宅に関する支援は行われていないようですが、水戸市や日立市、古河市など自治体によっては子育て世帯や地元の勤労者を中心に、住宅ローンのサポートや融資などが受けられる制度が設けられているようです。
その他、高性能住宅を建てる際には、国が実施しているすまい給付金やZEH支援事業なども受給対象となる可能性がありますので、該当しそうな方は確認してみましょう。