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断熱性

省エネな住まいに仕上げたい!と思った場合、よく指標として挙げられるのが「断熱性」です。これは外気の影響を受けにくくする住宅性能のことで、すき間なく家づくりを行う「気密性」とセットで扱われることがほとんど。

しかし、一口に断熱性と言っても、どこで判断すれば良いのか分かりませんよね。断熱性にはある程度基準となる数値等が存在するので、参考として見ていきましょう。

断熱性を表す「UA値」とは?

工務店やハウスメーカーのホームページを見た時、特に高性能住宅を取り扱っている会社に多い表記が「UA値」。これは外皮平均熱貫流率とも呼ばれ、屋根や外壁、開口部などを通じて外に逃げる熱量を外皮すべてで平均した数値(外皮性能)を言います。

  • 外皮平均熱貫流率(UA値)=建物において損失する熱量の合計÷外皮表面積
  • 単位:W/㎡・K=W/K÷㎡

外皮表面積は一般的に「屋根(天井) の面積 + 外壁面積 + 床面積 +土間床面積+ 開口面積 」で求められるので、押さえておくと良いでしょう。

UA値は「エリア(地域)ごと」に基準が決まっている

数値は高い方が良いように思われがちですが、UA値の場合は「低ければ低いほど断熱性能が高い」のが特徴。例えば0.75W/㎡・Kと0.46W/㎡・Kの場合は、後者の方が断熱性に優れている、と判断できます。

では、どのくらいの数字より低ければ高性能と言えるのか?についてですが、これは地域によって基準が異なるため、以下をご参照ください。

例えば北海道をはじめとする寒冷地では、より低い基準である0.46W/㎡・K以下が望ましいとされています。逆に温暖地と考えられる場所は0.87W/㎡・K以下と、基準にかなり大きな差があることが分かりますね。沖縄県に至っては、UA値の基準が設けられていない(冷房効率が重視されている)という側面も。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの受賞歴も参考になる!

工務店やハウスメーカーを選ぶ際には、自分が住む地域のUA値基準を超えた住宅に対応しているか、もひとつの指標。ですがもうひとつ、性能を見極める材料として「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの受賞歴」も見てみると良いかもしれません。

これは一般財団法人日本地域開発センターが主催しているもので、建物の躯体とエネルギー設備を合わせ、総合的に省エネ性能が高いと認められる住宅を表彰する制度です。その会社が省エネ対策に力を入れていることも窺えますので、参考にしてみてくださいね。

主催 一般財団法人日本地域開発センター(https://www.fas-21.com/house-of-the-year/
開始年 2012年(2008年~2010年までは「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」として開催)

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